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ビタミン注射はがん治療に効くのか?
ビタミン点滴によるがん治療を行っている病院は
少ないですが僅かながらあります。
当時のライナス・ポーリング博士の影響力は
今でももの凄いものがありますから、現在でも
その治療法を崇拝し研究している医師もいることでしょう。
しかしながら、現在でもその科学的な根拠は立証されておらず
治療法としては確立していません。
おそらくビタミン点滴はがん治療には効かないでしょうが、
ライナス・ポーリング博士が当時現在のDNAの
二重螺旋構造が発見される前に、それと似たものを
最初に発見していた事実は驚きです。
もし、現在彼が生きていたらビタミン点滴でなく
DNA解析の分野で、まさに今のコロナや癌の撲滅に向けて
研究を続けていたことでしょう。
当時の博士はこのビタミン理論を展開したことにより、
博士としての信用を失い、結局最後まで信用を取り戻すことが
できなかったというのは何とも皮肉な話です。
これがこの療法に信憑性がないと言われる理由でもあります。
それでも、2006年にはカナダの研究で患者にビタミンを投与し、
長生きしたという研究結果が発表されましたが、
腎不全や下痢などの症状があり、現在も効果は認められていないのが現状です。
ビタミン注射に期待できる効能とは?
これは、いわゆる金額に糸目を付けずに治療したいという
お金持ちの存在があるのでしょう。
この療法に限らず、希少価値のある療法として難病が治ると
宣伝している治療院や病院は全国に無数にあります。
本人も、そんな難病になってしまうと目の前が真っ暗になり、
治るのならどんな治療でもいいから受けてみたいという心境にさせるものなのです。
しかも、そういう患者にありがちなのが「苦痛が少ない」療法を選択することが多いことです。
このビタミン点滴も、通常の抗がん剤や放射線治療などに比べて
身体への負担は少ないのは明らかです。
いわゆる苦しまずに難病を治せるという謳い文句で宣伝し患者を集めるのです。
しかし、全てが嘘という訳でもなく、実際のライナス・ポーリング博士も
40歳でブライト病と呼ばれる重い病に冒されましたが、
低タンパク無塩食という当時としては奇抜な方法で
病気を抑制することが出来たという逸話も残っています。
現在でも、癌にはゲルソン療法という食事療法が存在し、
実際に効果があると言われています。
ですので、ビタミン点滴単体ではなく、複数の療法と組み合わせることにより、
何らかの効果は期待出来ると考える事ができます。
ここは、専門医に相談してご自身に一番合った療法を見つける事が大切です。